サロンの香りはお客様のイメージに直結する!となりのエステサロン「サロンの香りについて教えてほしい!」(後編)
「となりのエステサロン」第6回はテーマをサロンの香りとして、前・中・後編に分けて3名のオーナーにお話をうかがいました。テーマの最終回となる後編では、お客様からの反応や、香りにこだわるサロンオーナーだからこその理想の香りについてお話をうかがいます。
サロンの香りはお客様のイメージに直結する!となりのエステサロン「サロンの香りについて教えてほしい!」(後編)
エステサロンオーナーや開業予定のエステティシャンが気になる、サロン独自のアイテム選び等について複数のオーナーに聞いていく「となりのエステサロン」。第6回のテーマは「サロンの香り」として、3名のオーナーに前・中・後編に分けてお話をうかがってきました。
お話をうかがったのは
「Vanilla Beaute」オーナー
岡かおり 様
東京都板橋区常盤台
全国•海外から美容のプロも訪れる、東京都板橋区ときわ台隠れ家自宅サロンVanilla Beaute。服部恵健康エステ学園美筋形成リフトアップ認定講師(全国に2名)としても日中豪で活動中。本物のハンド技術の小顔リフトアップ・ボディメイキングなら皮膚生理を熟知した美容歴31年のオーナーにお任せください。
Instagram:@vanilla.beaute
LINE@:https://lin.ee/WazbhJJ
「プライベートサロンLuce」オーナー
高橋真理 様
東京都豊島区西池袋
都会で頑張る大人女性に美と癒しを提供する一軒家プライベートサロン。12以上のメニューを組合せる、きめ細やかなオーダーメイド施術、オーガニックアロマ、オーガニックコスメにこだわっています。リラクゼーション、痩身エステ、ブライダル、マタニティ、産後ケア、エイジングケアなどライフステージに合わせた幅広いケアで、店名『ルーチェ』のように女性の『輝き』を引き出すことを目指しています。
HP:https://www.aroma-luce.com
Instagram:@aroma_luce
「Sun Fleur〜サンフルール〜」オーナー
宮嶋志保 様
佐賀県唐津市町田
Neika合同会社CEO、グロービス 経営大学院にて経営学を勉強中(2023年卒業予定)2018年サンフランシスコ視察を通じ、世界の広さと自分の小ささを知り、日本の美容を世界にもっと届けたいと活動中。
Instagram:@shiho_esthe
Facebook:https://m.facebook.com/shiho.miyajima?ref=bookmarks
中編では、香りについてのこだわりをうかがいましたが、後編では、実際のお客様からの反応や、香りにこだわるオーナーだからこそ考える、理想の香りについて教えていただきます。
Q 香りに対するお客様からの反応を教えて下さい
施術に使うアロマオイルだけではなく、サロンのイメージとなる香り。
実際のサロンの香りに対して、お客様からはどのような反応があったのかを教えていただきます。
宮嶋さん(以下 宮嶋):サロンでは、ドクターリセラの石鹸を使っているのですが、化粧品を使ったときの香りでサロンを思い出すと言っていただいています。
岡さんがおっしゃっていたように“香りと記憶の結びつき”で、たとえば自宅で香りの良いボディクリームを使った時にサロンを思い出してもらえるなどあるととても嬉しいですね。
高橋さん(以下 高橋):玄関にレモングラスを使ってお迎えしているので、「入った時に良い香り」がしたと言ってくださるお客様もいらっしゃいます。
施術中のアロマの香りに関しては、足とかのマッサージをしている時はあまり香らないので、首元を施術する時に初めて「良い香り」という反応があるイメージです。施術に使うアロマは、アロマは6種類から2種類までブレンドしていただいていて、ラベンダーとオレンジのブレンドが人気ですね。
宮嶋:足を施術している時にあまり香らないということですが、うちでは足を施術している時に、同じアロマをコットンに垂らしてお客様が顔を入れられる枕の近くに置いたりしていますよ。
高橋:そういうこともやりたいと思っていたのですが、施術とは別にコットンにアロマを使うのはコスト面で難しいかなと思っていたので試せていませんでした。メディカルアロマを香りつけのためだけに使うのはコスト面で厳しそうです。
オーガニックのメディカルアロマにこだわっているのは血液まで浸透する点なので、コットンに垂らす香りづけのものは別のアロマに変えれば実現できそうですね。
岡さん(以下 岡):私は香りに色んなところでこだわっているので、様々な反応をいただけていると思っています。特に、宮嶋さんがおっしゃっていたように、香りでサロンを思い出してもらえるのは嬉しいですよね。
服部恵健康エステ学園で認定講師として講習を行なうこともあるので、受講してくれた生徒さんがサロンで嗅いだ香りを、講習を思い出したいからと買ってくれて、「香りで勇気づけられる」と言ってくれたのは嬉しかったですね。その方は、講習から5年くらい経った今でも購入してくださっています。
あとは、ヘアメイクをしているお客様が、ご自身が選んだ化粧品を販売するサロンを作っておられて、そこでスイスのファファラというブランドが出しているオーガニックアルコールの香水を買わせていただいてサロンに置いています。
施術後に汗をかいたお客様にお使いいただいているのですが、オーガニックアルコールなら、エステで綺麗になった後に使ってもらうことにも抵抗が少ないので喜んでいただいています。夏だけの限定にしようと思っていたけど、好評だったから続けたいと思っています。
香りは、「バニラヌヴォラ」という名前が気に入ってバニラの香りを選んでいます。施術後にお使いになりますかとお声がけさせていただき、使われる方には私が出させていただいています。ご自由にお使いくださいという形で置いていると遠慮して使われない方もいらっしゃるのでこのようなやり方をとっております。
Q こんな香りを使いたい!理想の香りについて教えてください
香りにこだわりのあるオーナーだからこそ、「こんな香りがあったらいいのに」「こんな香りが欲しい」といった理想の香りがあるのではないでしょうか。
いったんコストを度外視して考えていただいて、香りや使い勝手にこだわった理想の香りについてうかがってみました
岡:シャンパンタワーのように「香水タワー」を作ってみたいですね!
最近では、瓶も美しくナチュラルなものがたくさんあるので、お客様に好きな香りを選んで使って帰ってもらえたら素敵ですよね。
実際に香水を置いてあるサロンさんもありますが、いつから置いているのだろうと不安になってしまうので、いつも新しいものを置いて使っていただくというのが私の夢です。
エステの後は人工的なものよりナチュラルなものを身につけたい気分になりますから、よりナチュラルなものができると嬉しいですね。
宮嶋:まだ、メイドインジャパンで素敵な香りの商材は少ないので、国産のもので素晴らしい香りのものが増えて取り扱いさせてもらえると良いと思っています。
榎戸社長にフルーツルーツで頑張っていただきたいです!
高橋:ゆずやヒノキなどの和のアロマや、高くて手が出ないジャスミン・ローズ・バニラといったアロマをバリエーションで揃えるのが理想です。
アロマオイルは、開封したら半年くらいで酸化してしまうのでコスト的に厳しいのですが、バリエーションを揃えておいて3種類くらいをお客様に合わせてブレンドできると良いですよね。
ただ、精油の鮮度は守りたいです。鮮度が落ちると酸化して香りが変わるということもありますが、キャリアオイルで身体の内側まで成分が入るから古いものをお客様に使いたくないですよね。
今は、バレンタインシーズンのキャンペーンなどにバニラを用意するなどして、バリエーションを変えています。
宮嶋:皆さんは、国産の良いアロマをご存じですか?私はまだまだ少ないと思っています。
海外からインバウンドで旅行に来られた際に、マッサージなどで海外産のアロマを使うのではなく、国産の例えば、日本のミカンの香りとか和の香りを紹介できればとっても素敵だなと思っています。
岡:沖縄でゲットウを使ったアロマオイルがあるのを聞いたことがありますが、やはり国産のアロマはまだまだ少ないイメージです。
やっぱり榎戸社長に頑張ってもらいましょう!
香りはサロンのことを思い出してもらえるイメージになる!サロンのコンセプトに香りは重要なアイテム
香りについてのお客様からの反応では、香りそのものがサロンのイメージになっているお客様が多くなっていることが分かりました。
また、よりナチュラルで低コストなアロマが国産で手に入れば嬉しいというご意見も。今回の座談会では、香りについてのこだわりから話が大きく広がり、想定した質問よりも深い部分までのお話をうかがうことができました!
ご協力いただいた3名のサロンオーナー様、ありがとうございました!
次回、となりのエステサロンでは「照明」をテーマにして、サロンオーナーにお話をうかがう予定です。
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