レチノール【今更聞けない!?エス通美容用語辞典vol.15】

日々美容に携わるエステティシャン。美に関する言葉は身の回りにあふれていると思います。

 昔からある伝統的なものから、最新の医学に基づいた流行のワードまで……

 『美の専門家』として常に新しく正しい知識をインプットしてお客様からの信頼を得たい皆様へ向けたエス通監修美容用語辞典をお届けします!

概要

レチノールは、ビタミンAの一種です。ビタミンAは肌に強く作用するビタミンです。

また、ビタミンAの構造を変えた「ビタミンA誘導体」には複数種類があり、それらを総じてレチノイドと言います。それらのものも全てレチノールとよんでいる場合が多いですが、レチノールはレチノイドの中の一つです。

美容へのアプローチ

レチノールは肌表面の表皮では細胞のターンオーバーを促進し、皮膚をなめらかにします。ターンオーバーが促進されることで、くすみや色むらも改善が期待されます。

また、ヒアルロン酸の合成も促進され、肌のうるおいを保持し加齢により薄くなる表皮を厚くし、みずみずしくふっくらとした肌にします。

真皮コラーゲンやエラスチンの生成も促進させ、肌にハリや弾力を与えてくれます。

レチノールは、ビタミンAの中でも肌への負担が少ないため、日常でも使いやすく、化粧品や医薬部外品に使用されています。しかし、ビタミンAの誘導体であるトレチノインは、その生理活性作用の強さから、化粧品や医薬部外品への配合は認められていません。

解説してくれたのは

なかざわ腎泌尿器科クリニック

中出 愛莉 様

自由診療担当看護師、カウンセラー業務を担当。