集客に欠かせない広告ですが、ルールがあります。

ルールの範囲内でお客様に伝えましょう。

“よく見せたい”だけで使用するのは危険！

この広告のように「最上級」「日本初」などの最上級表現は、訴求力が強い反面、表記には注意が必要。 実際には品質などに関する優良性の事実がなかったり、合理的な根拠に基づいていないといった事実に反するものであれば、不当表示として景表法に抵触する恐れがあります。また化粧品広告において「シワ改善」は、化粧品の効能効果に定められている56の項目に該当しないためNG。ただし、シワ改善について承認を受けた薬用化粧品であれば、「薬用化粧品」であることを明記したうえで表記可能となります。承認を受けていない普通の化粧品ではその効果を謳うことができないため、注意が必要です。

【解説いただいた方】

【弁護士法人丸の内ソレイユ法律事務所】 2009年開設。一般家事事件を多く扱うとともに、美容・健康業界の企業様に対する利用規約や契約書の作成、労務問題など幅広くリーガルサポートを提供。特に、美容広告・ECのLPチェックなどの薬機法、特商法、景表法の観点からの審査には定評があり、セミナーでの講演実績や業界誌での解説などメディア実績も多い。