となりのエステサロンの第3回のテーマは「BGM」です！中編では、BGMのお気に入りのポイントや、BGM選びで苦労した点などについてうかがいました。BGM編最終回となる後編では、サロンの音響へのこだわりなどについて聞いていきます。

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「サロンで流すBGMについて教えてほしい！」（後編）

　サロンオーナーのこだわりのアイテムなどのお話を聞く「となりのエステサロン」。第3回となる今回は、サロンで流すBGMについてのお話をうかがっていきます。

　3名のサロンオーナーに共通しているのは、お客様がリラックスできるようなBGMを選んでいる点。

　BGM編の最終回となる後編では、避けた方が良いBGMや、サロンの音響へのこだわりについて聞いていきます！

〇今回お話をうかがったサロンオーナー様

Q 正直いまいちだったな…と思うBGMはありましたか？

　BGMは効果的に使用すればお客様にリラックスしてもらえますが、選曲に失敗すると逆に耳障りになってしまうこともあります。

　ここでは、サロンオーナーに、正直いまいちだと感じたBGMについてざっくばらんにお話していただきます。

岸野さん（以下 岸野）「最近はありませんが、以前はラジオをそのまま流しているエステサロンもありましたよね。

FM局のラジオだと、音楽も流れますがパーソナリティさんのトークが目を閉じていても耳に入ってくるので、施術中に気が散ってしまい集中できないように感じました。」

川崎さん（以下 川崎）「BGMの音量が大き過ぎるといまいちだと感じてしまいます。

エステサロンには、自分が抱えている悩みを解消するために通うので、音楽を聴きに行っている訳ではありません。BGMはあくまで、邪魔にならない程度に流れていれば良く、それがメインになっているとうるさく感じてしまいます。

また、あまりに個性が強いアジアンテイストのBGMは苦手です。」

太田さん（以下 太田）「音量の高低差が激しいと緊張してしまい、リラックスできずにお客様が寝たくても寝られないため、避けた方が良いと感じています。

大手の化粧品会社のエステティシャンとして働いていた時に、サロンのBGMが小鳥のさえずりから急に海の音が流れるような構成で、世界観がバラバラだったことがありました。

そのサロンは、高級感溢れるエステというコンセプトで、家具などはこだわりを持ってセレクトしていたのですが、BGMの選曲だけが雑で、お客様にも「音と空間のイメージが違うからもったいない」と言われたことがあります。」

Q 音響へのこだわりを教えてください！

より良い音質でBGMを流そうと思うと、音響設備にもこだわりたいところです。ここでは、実際にサロンで使用されている音響へのこだわりについてうかがいます。

太田「先日、ちょうど主人がBOSEのスピーカーを買ってくれたので、BOSEのスピーカーを設置しようと思っています。

色々なサロンで働く中で、BOSEのスピーカーを使っているサロンもあったのですが、私自身は特にスピーカーにこだわりはなく、アレクサからそのままBGMを流していました。

主人が音響にこだわりがあり、BOSEのスピーカーは色んな角度から響いてくると言っていたので、どのように変わるのか楽しみにしています。」

岸野「音響はあまり詳しくないので、どこに置けばお客様にどのように聴こえるかという点だけ気にしています。

ですので、置きやすく動かしやすいものを選んでいたのですが、太田さんの話をうかがってスピーカーにも興味が湧いてきました。」

川崎「スピーカーは音を響かせるために大きめの棚の下に置いています。

音が響くことに加え、サロンではごちゃごちゃした生活感を出したくないので、目につかない場所に設置しています。」

BGMが耳障りになってしまうとお客様のリラックス効果が薄れてしまう

　BGM編では、サロンで実際に流されているBGMから、いまいちだと感じたBGMや音響のこだわりまで3名のサロンオーナーにお話をうかがいました。

　ラジオをそのまま流しているサロンなどもあったそうですが、リラックスしたいお客様に余計な情報を与えてしまうBGMは避けるべきですね。

　BGMは、店舗のイメージを作るだけではなく、施術中のお客様のリラックス効果を高める効果も期待できます。今回、うかがったサロンオーナーのお話を参考に、サロンのBGM選びに役立ててみてください。

　次回、となりのエステサロンのテーマは「ウェルカムティー」を予定しております！

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