プラセンタ【今更聞けない!?エス通美容用語辞典vol.5】

 日々美容に携わるエステティシャン。美に関する言葉は身の回りにあふれていると思います。

 昔からある伝統的なものから、最新の医学に基づいた流行のワードまで……

 『美の専門家』として常に新しく正しい知識をインプットしてお客様からの信頼を得たい皆様へ向けたエス通監修美容用語辞典をお届けします!

概要

 プラセンタはかつて日本が戦時下にあった際に食べ物に困る時期があり、敗戦傾向にあった日本軍司令部により犬や猫が出産後に食する胎盤に滋養強壮効果を期待し製品開発されました。現在日本で使用されているプラセンタ製剤は人由来の細胞を乾燥熱気滅菌されている為安心な製剤となっております。小児の肝障害や女性の更年期障害の治療として使用されています。

美容へのアプローチ

美容医療で行なえる治療

女性の更年期障害の治療

エステで行なわれる治療

人体由来の製剤は厚生労働省認可の製薬でありエステでの使用は禁止されています。豚由来や牛由来などのプラセンタが使用されている事はあります。

ワンポイントコメント

プラセンタ治療は現代の西洋医学的にはナンセンスと思われるケースも多々あると思います。内科の専門医が肝機能定価の治療を行なう際は肝機能を良くする生活改善治療や肝機能を向上させる薬を処方するかと思います。プラセンタ治療を専門とする医療機関ははたして存在するのでしょうか……。

解説してくれたのは

LETICIA CLINIC 理事長

村井 高志 先生

1998年 国立筑波大学医学専門学群卒業。卒業後は小児外科にて勤務し、2001年に大手美容外科に入職。外科技術指導医や院長としてキャリアを積む。2015年にはLETICIA CLINIC(レティシアクリニック)を銀座にオープン。理事長としてお客様に寄り添った提案をしている。