理想と現実のギャップをどう埋める?気になる!となりのエステサロン「サロンの空間づくりについて教えてほしい!」(後編)

気になる!となりのエステサロン第9回のテーマは「サロンの空間づくり」。前編ではサロンの内装のコンセプトやコンセプトの決め方、中編ではコンセプトに合わせたこだわりや空間づくりをする上で苦労したことについてうかがいました。最後となる後編では、「こんなアイテムがあればぜひ取り入れたい」という理想の空間づくりとサロンのコンセプトを決めたきっかけについてうかがいます。

前編・中編はこちらから!

https://esthe.media/v/column/8323
https://esthe.media/v/column/8379

全国のサロンオーナーに、こだわりのアイテムなどについてのお話を聞く企画「気になる!となりのエステサロン」。第9回となる今回は、サロンの空間づくりについて、3人のサロンオーナーにお話をうかがっています。

お話をうかがったのは

美容鍼サロンボディコンディション

河西 哲也 様

大阪市西区北堀江

美容鍼・鍼灸・クリスティーナエステでお身体のメンテナンスからお肌のお手入れまで、トータルケアが可能です。

個室の施術室でお一人ずつ時間をかけた施術と季節に合わせたアロマでよりリラックスして頂けます。

HP:https://body-condition.net/

Instagram:@b_condition_osaka

      @tetsuya_body.condition

ウーマンズリカバリーサロン

Natuveur

小林 恵 様

東京都東久留米市

(都内レンタルサロンにて施術も可)

女性はライフステージが変わる度に身体や肌のケアも変わっていきます。

骨格筋からアプローチするフェムケアから身体の細胞から活性させるマイクロカレントで、顔のリフティングケア、リカバリーからアンチエイジングまでトータルケアを行います。

HP:https://5l92v.hp.peraichi.com/?fbclid=PAAaZGZe8h3mv3-au3QZ2kUBKWhuwwnKDwUqLJxE_Oi6ufGxvWxT2wm6eFxGA

salon de breathe

chinatsu 様

兵庫県宝塚市野上

タイ古式マッサージの認知を高めたい気持ちから2021年Mrs.global earth大会に出場し兵庫グランプリ受賞。本格タイ古式マッサージとチャクラを整える漢和生薬オイルトリートメントの女性専用サロンです。

HP:https://wellnessyard.net/

Instagram:@salon_de_breathe

前編ではサロンの内装のコンセプトや、どのようにコンセプトを決めたのか、中編ではコンセプトに合わせたこだわりや空間づくりをする上で苦労したことについてうかがいました。今回お話をうかがった3人のサロンオーナーはそれぞれサロンで行っている施術内容も空間づくりのコンセプトも違いますが、全員がお客様の快適さを優先的に考えていました。お客様に満足していただくためには、香りや照明など細部にまでこだわり、空間の統一感を出すことでお客様が心から過ごしやすい空間づくりをするのが良いようです。

後編では、理想の空間づくりについてのお話と、サロンのコンセプトを決めたきっかけになった出来事についてうかがいます。

Q、理想の空間にするために「こんなものが欲しい!」というものはありますか?

いくら自分のサロンといえども、全てが理想通りになるわけではありません。金銭面やスペースの問題で、現実的に不可能なこともあるでしょう。

3人のサロンオーナーにも、「本当はもっとこうしたかった」と諦めた部分はあるのでしょうか。

河西:欲しいものや必要なものはすでに大体揃っているので、個人的には満足のいくサロンがつくれていると思っています。ただ、あえて言うのであればお客様のためになるアイテムを今以上に取り揃えていけたら良いのかもしれませんね。たとえば、肌の調子が良くなったり体のコンディションが整うようなアイテムがあれば、積極的に取り入れていきたいと思います。また、お客様からのご要望があれば、なるべく応えたいという気持ちもあります。

小林:現在施術に使用している部屋はマシンや施術用のベッド、デスクなどを置くとスペースは取れないので諦めていますが、本当なら施術室の床に花瓶を置いて大きめの花を飾りたいですね。

当サロンではナチュラルテイストの空間づくりを心がけているので、観葉植物や生花などを積極的に取り入れています。玄関に大きめの花瓶を置いて生花を飾ったり、施術室のデスクの上に一輪挿しを置いて生花を飾るなどの工夫をしています。

chinatsu:まるでリゾートに来ているかのような贅沢な雰囲気を感じられるような空間づくりができたら理想的なのですが、サロンの広さ的にそこまで実現させることはできませんでした。

今は7畳程度の空間をパーテーションで仕切ってカウンセリングスペースと施術スペースとしているのですが、欲を言えばカウンセリングルームと施術室を分けたいですね。そしてカウンセリングルームにはアジアンリゾートで見かけるようなウォーターヒヤシンスのソファなどを置きたいです。しかし、現実的にそれは難しいので、照明や色味、オーガンジーの布などでリゾート感を演出しています。

Q、サロンのコンセプトを決めたきっかけはなんですか?

サロンのコンセプトや空間づくりは十人十色です。今回、3人のサロンオーナーにいろいろなお話をうかがい、参考になる部分もたくさんあったと思います。ですが、それでもいざ自分がサロンをオープンするとなると、コンセプトを決定するまでには頭を抱えてしまいそうです。 そこで最後に、コンセプトを決めるきっかけになった出来事についても教えてもらいました。

河西:私はもともとパーソナルジムのインストラクターをしていました。定期的に運動をしていても、体がつらいと感じている方も意外と多いことを知り、鍼灸でのケアを重視し始めました。鍼灸の施術をしていると、今度は美容面でのお悩みをうかがう機会が多くなり、今の美容鍼やピーリングなどを行うサロンへとシフトしました。

当サロンは、お客様が求めている内容に合わせて変化させて営業しています。いるものを取り入れて、いらないものは捨てていく柔軟さが、コンセプトを決めるきっかけとなっています。

小林:30代前半で不妊の改善の一環として食やオーガニック成分に興味を持ち始めたのが、サロンコンセプトを決めたきっかけです。

以前、大手エステサロンで働いていたときにはサイエンスを重視していましたが、自身のライフスタイルの変化によって、重視する内容が変化したのです。

chinatsu:自分のキャラクターと違うことを無理に行っても、軸がぶれてしまうと思います。そのため、サロンをオープンする前の準備として、まず自分のイメージを客観視することから始めました。自分自身に求められていることは何か、私にどのような施術をしてもらいたいかなどをリサーチし、コンセプトを決めました。

私自身、ファスティングやダイエットの経験を通じて、見た目から自分自身のメンタルが向上していくことを体感しています。そのような経緯もあり、美しさをクリエイトしていけるようなサロンづくりを目指すことにしました。

サロンコンセプトを土台に内装デザインをイメージすると良い

サロンコンセプトを明確にすると、自然とそれがサロンの空間づくりへとつながっていきます。まずは自分のつくりたいサロンのイメージを固めることが大切です。そしてもうひとつ、サロンの空間づくりをする上で忘れてはいけないのは、お客様目線に立って考えてみること。お客様の意見を取り入れたり、事前リサーチを徹底するなど、自分に求められていることは何かを考えることもひとつのポイントとなりそうです。

初めてサロンにお越しいただくお客様は、サロンの写真を見て来店を決めていることも多く、サロンの内装が好みか、またおしゃれで贅沢な気分を味わうことができそうかという点も、お客様がサロンを選ぶ上で大きな決定要素となっています。

世の中には多くのエステサロンがあるので、没個性では埋もれてしまう可能性があります。だからこそ、内装はしっかりとしたこだわりをもってつくりあげていくことを意識することが大切です。

ぜひ皆様のサロンでも今回の内容を有効に活用してみてください。次回もお楽しみに!

座談会に参加したい!また、こんなテーマを取り上げてほしい!などのご意見や感想も引き続き募集しています。