エステティシャンが技術力を高め、さらにレベルアップしていくうえで、スクールや協会での学びは必要不可欠。この企画では、スクールや教会を運営する代表の方へのインタビューを通し、スクール・協会の代表者の思いや特徴についてお伝えしていきます。高みを目指すエステティシャンの皆さん、スクール・協会選びの参考にしてくださいね！

今回は2022年10月に設立したばかり、日本ビューティーエイジニスト協会代表の佐藤叶織 様にお話をうかがいました。

お話をうかがったのは

10月に協会を設立し、活動を始めて間もないという佐藤様。

佐藤様ご自身のことや協会に込められた想いをお聞きします。

★エステティシャンを目指した理由

エステティシャンになる前は、金融機関で働いたり、出産をして退職してからは、流通事務など様々な職を経験しましたが心が踊らず。業種をガラッと変えてみようと思い、好きだった「人と接すること」をキーワードに仕事を模索していました。

色々と探した中でもエステに1番興味が沸き、スクールに1年半弱通うことにしました。

その時のエネルギーは不思議なほどで、今回協会を立ち上げようと思った感覚と似ています。

スクール初日は右も左も分からないのに、ワクワクが止まらず、

「人の体に触れる仕事って楽しい！」と、電気が走ったような衝撃がありました。

今でもその感覚は、鮮明に覚えています。

と同時に「私はエステティシャンを一生続けているだろうな」と、思いました。

スクールの先生にとりあえず「エイヤ！」で看板をあげて開業しなさいとおっしゃっていただき開業。自身のサロンも運営しつつ他のエステサロンでも1年半ほど働き、人とのご縁に恵まれて独立しました。

★日本ビューティーエイジニスト協会 立ち上げに至った経緯

「どのような目的のために存在して、どのような事業を行うのか？」

これを共通認識として持つことができるのが協会だと思っています。

私は、1人でオーナーをしていた期間が長いので、1人で悩み、もがくことが多かったです。スクールも色々通いましたが、卒業した後にも関係が続いて相談しやすいところもありましたが、一方で「卒業したら終わり」というところもありました。

自分の経験を振り返った時に、技術や座学を学ぶだけでなく、コミュニティとしてお互いに高め合え、卒業後に悩みも相談できるような講師と協会員さんの関係を築きたいと考え、協会を設立するに至りました。

また、多くの先生から学ばせていただく中、私だったらこうしたい、こういうふうに教えたい！という「理想の講師像」ができてきました。自分の生きた証を残したいという想いなどもあり設立を目指しました。

★日本ビューティーエイジニスト協会に込めた思い

一人一人のエステティシャンが、志高く、エイジングケアを通じて、

* エステティシャン自身が、喜びあふれ、お客様に幸せの橋渡しが出来ること。

* 私たち世代が笑顔で年を重ねることにより、次の世代につなげること。

この2つの思いが私の思いであり協会の理念です。

この気持ちを共通認識として持つことができるエステティシャンを育てたいと思っています。

また、スクール卒業後もしっかりサポートをします。

また協会員同士、悩みを話したり、他者の成功を喜び、互いに学べる場所にしたいと思っています。

3年以内に廃業する方もいるような厳しい業界であるエステティック業界で、むやみに独立開業する人を増産することに葛藤がありました。

その葛藤を解決するために、これまでの経験から得た「お客様といい関係を築いていくためのセオリーやノウハウ」など、私が教えられるすべてを伝えていきたいと思っています。

私が独自開発したオリジナルエイジングケアメソッドである「マジカルエイジング®︎」もお伝えする予定です。エイジングに関してはエステティック通信の主催「美容×医療セミナー」にて山田秀和先生の「美から健康へ」という言葉に感銘を受けました。私自身は自然に美しく年を取ることが当たり前の女性が増えて欲しいと思っています。

★日本ビューティーエイジニスト協会で取得できる技術・資格

エステティックに必要な解剖学から、技術はフェイシャル（入門・基礎・応用）、ボディー（入門・基礎・応用）、ヘッドを、1から学べます。

スクールを修了するとビューティーエイジニストという資格を取得することができます。

★協会概要

協会名：日本ビューティーエイジニスト協会