「サロンで使うタオルについて教えてほしい!」(中編)【気になる!となりのエステサロン】

エス通の新企画「となりのエステサロン」の初回となる今回は、3名のエステサロンオーナーにタオルについてのこだわりや悩み事を聞いていきます。中編では、タオル選びの際に困ったポイントや、悩まれているサロンさんも多いであろう、タオルの洗濯方法についてお話をうかがいます。

気になる!となりのエステサロン「サロンで使うタオルについて教えてほしい!」(中編)

 サロン独自のアイテム選びなどのこだわりをうかがう新企画「となりのエステサロン」。

 初回となる今回は、前・中・後編に分けて、エステサロンの施術に欠かせない「タオル」についてのこだわりや悩みを3人のサロンオーナーに聞きました!前編では、実際にサロンで使用しているタオルや、タオルの色選びについてのこだわりを教えて頂きました。

 中編では、タオル選びの際に困ったポイントや、タオルの洗濯方法についてうかがいます!

★前編の記事はこちらから★

今回お話をうかがったサロンオーナー様

今石美和 様

おうちサロン「和ぼぉて」

オーナー
兵庫県伊丹市荒牧南 
至れり尽くせり濃厚フェイシャルエステサロン!120分以上のロングコースでお顔だけでなくデコルテや背中までたっぷりと施術いたします。肌質に合わせて使用するコスメを選ぶオーダーメイド施術で肌改善のお手伝いをいたします。
Instagram:@ouchisalon _wabeaute

 今石さんがエステティシャンを目指したのは、友人が経営するエステで施術してもらったことがきっかけだそうです。

 友人の勧めもあり、エステのスクールに入ってからわずか1年でおうちサロン「和ぼぉて」をオープンした行動派。自宅で営むサロンは今年で開業してから9年目。

大野好美 様

隠れ家サロン「gleaming~グリーミン~」

オーナー
東京都渋谷区代々木
「なんかつまってる気がする…」そんなあなたへ。特別な香を使って筋膜×深層リンパで老廃物をグイグイ搾り出すデトックス。プライベート空間で心も身体もスッキリ♪スクール生さん募集中!
Instagram:@salon_gleaming

 元々はアパレル業界で働いていたという大野さん。アパレルから一般職のOLに転職したものの、デスクでじっとしているのが性に合わなかったそう。

 お母さまがリンパの病気にかかられたのをきっかけにリンパエステの勉強をはじめた大野さん。東日本大震災でOLの仕事が暇になったのを機に、手に職を付けようとまずは大手サロンに転職。現在は独立されて5年目です。

小松詞美 様

エステサロン「Beauty Salon Tanakaya」

オーナー
茨城県笠間市鯉淵
茨城県笠間市にて、1人でエステサロンを営んでおります(*^_^*)40・50代のお客様が多いですが、ママさんのための癒やしの場としても多くのママ世代の方に当店をご利用いただいており、アットホームなエステサロンです♫
HP:https://tanakayabeauty.crayonsite.net/

Instagram:@beauty_health_geek

 大手サロンで8年間働いたのち、独立をして7年目という小松さんは、お母さまもエステサロンを経営されていたそうです。

 母の背中を見て自然にエステティシャンを目指していたという小松さんですが、エステの世界に入ってさらに奥深さにハマったと語っておられました。

Q タオルを選ぶとき困ったポイントは?

 エステサロンだけではなく、家庭でも日常的に使うタオル。それだけに選択肢が多く、どのタオルを選べば良いのか迷ってしまいますよね。

 ここでは、サロンオーナーがタオルを選ぶ際に困ったポイントを教えて頂きます。

大野さん(以下 大野):以前は、業者さんが選んでくれた濃いワインレッドのタオルを使っていたのですが、洗濯すると濃い色が色落ちするのに困りました。本当に100回くらい洗っても色落ちする。色は気に入っていたのですが、あれは地獄でした(笑)

サロンには洗濯機を置いておらず、業者にもお願いしていないので、タオルはコインランドリーで洗うのですが、乾きにくくて生乾きの臭いがするのも困りましたね。

今石さん(以下 今石):私はタオル選びよりも、タオルの洗濯、乾燥に困っています。

うちでは、大判のベッドカバーだけではなく、フェイシャルでもタオルを5~7本位使います。それが1日2人になると頭やデコルテにかけるものを含めると毎日12、13枚のタオルを使うことに。

洗濯乾燥機をフル回転させても乾きが間に合わないから、ストックを用意すると今度はストックの置き場に困ってしまいます。乾かないので室内で干すと、生乾きの匂いが気になることが多いです。だから、室内で干す際におススメの洗剤が知りたい!

小松さん(以下 小松):サロンで使っているタオルは、質感を見たかったので雑貨屋さんで選びました。なので、タオル選びでは特別苦労はしていないですね。

タオルの代わりにベッドにはビニールレザーを敷き、下にも防水シーツを引いています。お客様からも不快感はないという声があったので、ベッドにはタオルを敷いておらず、タオルにオイルが付くことはそれほど無いですね。洗濯は近くのコインランドリーを使っています。

Q タオルの洗濯どうしてる!?

 エステサロンでは、1日に大量のタオルを消費します。特に、ボディに使うバスタオルは生地も厚く乾きにくいもの。

 ここでは、前編に引き続き、3人のサロンオーナーにタオルの洗濯方法を聞いていきます。

大野:洗濯では、業者を使わないようにしています。大手サロンで働いていた時は業者を使っていたのですが、どのように洗われているのか分からないのが不安でした。また、タオルがダメになってしまうこともたまにあったので、タオルは自分で洗いたいですね。

中途半端に乾かさないようにして、最後までふわふわになるようにしっかり温めて、殺菌が終わっている状態まで乾かすようにしています。

施術でオイルを使っているので、オイルが残らないような洗剤が欲しいんですけど、、、洗剤難民です!今までで一番良かったのはリースキンの洗剤ですが、1本2,000円位で毎日使うには高いのが難点。オイルをしっかり落とすために、たくさん洗剤を使うので肌に優しいものを選びたいですね。

コストコのタオルは乾かないんです!(笑)乾燥機を40分回さないと。サロンの下にコインランドリーがあるのでそれはラッキーだと思っています。

今石:サロンが自宅の2階なので自宅で洗濯しています。サロンのものだけではなく、家族のものも洗濯するので、毛布も洗える12キロのドラム式の洗濯機を使っています。子どもが3人いるから、家族のものと分けて1日3、4回は洗濯していますね。

臭いや菌が気になるので、洗濯機用の洗剤で洗濯機も清潔に保つようにしています。洗剤はオキシクリーンを使っていますが、サロンでオイルを使っていないため、タオルを洗ってもオイルが落ちないといった悩みはないですね。

オイルを使うサロンさんには、八木満タオルがアロマオイル用の洗剤を出しているのでおすすめかも。

小松:娘が肌が弱いので、洗剤は色々調べました。

サロンではオイルも使うので、界面活性剤が入った強いやつが良いですね。今は沖縄のメラルーカで取り扱っている液体洗剤をネットで購入して使っています。

香料的な匂いではなく自然な香りなのも気に入っています。タオルを洗う際には近くのコインランドリーで洗濯しています。

エステサロンのタオル選びは乾きやすさがポイント!

 中編では、タオルを選ぶときに困ったポイントや、気になる洗濯方法についてうかがいました。

 お話を聞くと乾きにくいタオルの洗濯には、どのオーナーも悩んでいることが分かりました。特に、サロンに洗濯機を置いていないとコインランドリーを使うことになるので、乾燥機のコストがかかってしまう点にも注意が必要ですね。

 また、施術にオイルを使うかどうかでも、洗濯の手間が大きく変わるようです。

 後編では、現役サロンオーナーが考える「こんなタオルが欲しい!」という、理想のタオルについて聞いていきます!

座談会に参加したい!また、こんなテーマを取り上げてほしい!などのご意見を募集中です!

★「となりのエステサロン」に関するお問い合わせはこちらから★

後編はこちらをチェック!

次回も是非お楽しみにお待ちください。

今回紹介した製品はこちら

・ビニールレザー(https://item.rakuten.co.jp/7esthe-pro/28694-set/※現在は非公開)

・リースキン 洗濯用洗剤(https://www.leasekin.co.jp/for-home-product/water-detergent/detail?id=2658

・八木満 アロマオイル用洗剤(https://www.taoruya.com/shop/item/category_14.php

・メラルーカ メラパワー <無香料>蛍光剤無配合( https://jp.melaleuca.info/ProductStore/Product?sku=3441