集客に欠かせない広告ですが、ルールがあります。

ルールの範囲内でお客様に伝えましょう。

化粧品で体の機能に影響を与える表現は注意

化粧品の広告においては、体の機能や構造に影響を与える効果があることを、明示または暗示してはいけません。この広告では、「脂肪を撃退する」という記載があり、製品が代謝機能の向上に有効かのような印象を与えてしまいます。加えて、「リフトアップ」という表現からも、まるで本製品に“肌を引き上げ、たるみを改善する”効果があり、肌の構造に影響を与えられる製品であると認識される可能性がありますので、いずれの文言も記載できません。

また、医療関係者が化粧品の効果に関して推薦するような表現は、消費者の意向に与える影響が大きいことから、たとえ事実であっても記載してはならず、「有名皮膚科医が絶賛」という表現もNGです。

【弁護士法人丸の内ソレイユ法律事務所】 2009年開設。一般家事事件を多く扱うとともに、美容・健康業界の企業様に対する利用規約や契約書の作成、労務問題など幅広くリーガルサポートを提供。特に、美容広告・ECのLPチェックなどの薬機法、特商法、景表法の観点からの審査には定評があり、セミナーでの講演実績や業界誌での解説などメディア実績も多い。