エステティシャンの毎日ルーティンでは、エステティシャンとしてのロールモデルを見つけ、今後の方向性を見つけるきっかけとなるような、様々な方の働き方と経験をご紹介していく企画です。

第7回では、福岡でエステティシャンとして活躍している、山口 美保さんにお話をうかがいました！

お話をうかがったサロンオーナー

高校卒業後5年間は美容師として働いていた山口さん。一旦美容業界を離れていましたが、26歳のときに将来を考え、子育てしながらも仕事ができるように、起業を志します。美容関係の職業であるネイリストかエステティシャンで迷い、「どちらが利益になるか」と「どちらが好きか」という視点で考え、エステティシャンの道を選んだそうです。

山口さんの代表的なタイムスケジュールは、次の通りです！

7:30	起床　リラインピラティスをする
8:00	朝食を食べる　インスタストーリーを更新する
10:00頃	家を出る、インスタの投稿を作成する
11:00	施術開始。
お昼	時間が出来たときに昼食。リール動画を撮影することもある。
20:00	退勤
20:30	夕食　リラインピラティス練習と座学勉強をした後自由時間。
0:00	エステ勉強
0:30	就寝

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忙しい中でも、時間を見つけてリラインピラティスや勉強をする山口さん。大変だと感じることもあるようですが、さらに良いサービスを提供したいという想いから、続けられているそうです。

　さらに追加で、このような質問もしてみました！

Q．働くうえで、心がけていることはなんでしょうか？

「姿勢と歩き方には気を付けています。リラインピラティスをやっていく中で姿勢矯正もしていくのですが、自分自身の身体でビフォーアフターを出していくんです。そこで姿勢が悪かったりボディラインが崩れていたり、自分自身がリラインピラティスをして身体がどう変化したかを体現できないと説得力が出ないので、日常の姿勢や歩き方、施術時の頭の角度や肩の位置・足先の向き等に気を付けています。リラインピラティスを学び、自身の身体の変化やお客様の変化を見てボディラインを美しくするためにも、肩こりや腰痛・お顔のたるみ・バストの下垂といったバストの悩みやむくみも、全て美しい骨格と身体の使い方で全て変わることを目の当たりにしてからは、猶更姿勢や歩行に対する意識が高まり、気を付けるようになりました。」

Q．仕事をするうえで大事にしている価値観はありますか？

「学びは大事にしています。お客さんによって状況は違うため、そのたびにどうすればよいかを考えています。一人ひとりのお客様にとって満足いただけるサービスを提供するために、どのようなお客様がいらしてもそれぞれのお悩みに対応できるよう、常に学び続けたいです。臨機応変な対応が求められたり、今置かれている状況をどう乗り越えるかを考えるのは好きな方です。ですので、趣味＝仕事のように感じています。エステティシャンは私にとって天職です。」

Q．「エステティシャンという職業が大好き」とインスタグラムに投稿していましたが、大変だと感じたことはないですか？

「毎日沢山のお客様のお悩みを聞きながら、そこに対して最短でお悩みを解消するにはどうアプローチして行くかなど色々考えていくと、次から次に学びたい事やチャレンジしていきたい事が増えてきて時間が足りず、大変だと感じる瞬間はあります。」

Q．今後の展望を教えてください！

「やりたいことは多いです。まず、高齢の方がいくつになっても歩けるように、高齢者向けのリラインピラティスを学んでいきたいです。また、体の使い方が定まっていない子供たちに、体の使い方を教えたいですね。そうすることで体の左右差が生まれないよう防ぎ、スポーツでいい結果を残してもらえると嬉しいです。あとは産後のお母さんのボディメイクもしていきたいですね。」

まとめ

　今回は、バストケアやリラインピラティスを得意とするエステティシャンとして活躍されている山口さんにお話をうかがいました。自身の考えをしっかり持ち、スキマ時間を見つけては勉強や体のケアを行なってストイックに働く姿は、まさに働く女性のお手本になるのではないでしょうか。取材中はユーモアも交えつつ終始謙虚に答えていただき、今の山口さんがご活躍されている理由が分かる気がします。

一人のエステティシャン、エステサロンオーナーとして、ぜひ自分に合ったライフプランを見つける参考にしていただきたいです。

次回はスタジオアモール オーナーの備前 詩織さんに「毎日ルーティン」をお聞きします。

お楽しみに！

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