集客に欠かせない広告ですが、ルールがあります。

ルールの範囲内でお客様に伝えましょう。

根拠のない誇大表現の使用は慎重に！

　一般的な脱毛は、くり返し行なうことが想定されています。そのため今回のような「１回で効果抜群！」「二度と毛が生えない」という広告表現は、本来の脱毛効果よりもよい効果を謳っており、読み手に「永久脱毛」を想起させるおそれがあります。景表法の優良誤認表示にあたる可能性も高くなるため、注意が必要です。

　また、「日本初」という文言については、客観的事実に基づく具体的な数値や根拠がある場合に限り、表現することができます。読み手の心をつかむ魅力的なフレーズですが、事実ではないにもかかわらず「日本初」を謳うと優良誤認表示となるおそれがあるため、記載には気をつけましょう。

【解説いただいた方】

【弁護士法人丸の内ソレイユ法律事務所】 2009年開設。一般家事事件を多く扱うとともに、美容・健康業界の企業様に対する利用規約や契約書の作成、労務問題など幅広くリーガルサポートを提供。特に、美容広告・ECのLPチェックなどの薬機法、特商法、景表法の観点からの審査には定評があり、セミナーでの講演実績や業界誌での解説などメディア実績も多い。