『美容機器施術』で訴求できることは?コスメライターが教える!痩身エステの『美容機器施術』で気をつけたい表現!
『痩身エステサロンで、美容機器施術のメニューがあるけど、痩せることや身体が引き締まることについて言って良いのかがわからない……。どのような訴求に気をつければ良いのかを知りたい』
このようにお悩みのエステティシャンも多いのではないでしょうか?
痩身エステの施術の中でも、美容機器を使用したセルライトを揉みほぐす施術やEMSを用いて筋肉を刺激する施術は、どのような訴求に注意しなくてはならないのでしょうか?本記事では、OK表現とNG表現を解説していきます。
美容機器施術に関してどのような表現をしてよいのかが分からない方は、ぜひご覧ください。
美容機器施術で『引き締まったボディに』という訴求はできる?
美容機器施術では、『引き締まったボディに』という訴求はできません。
薬機法56項目の効能効果の範囲内なら訴求可能なので、例えば『肌を引き締める』なら可能です。
また、施術した後の結果については訴求できませんが、〇〇を目指すといった希望であれば可能です。『引き締まったボディを目指す』や『すっきりとしたボディを目指す』などです。
オールハンド施術と同じく、ご自身で運動や食事制限もするといった生活指導を行っているのであれば、痩身効果が得られることの訴求は可能です。
まとめ
本記事では、痩身エステでの美容機器施術で気をつけたい表現について解説しました。OK表現とNG表現を下記でまとめているので、参考にしてみてくださいね。
【OK表現】
・引き締まったボディを目指す
・スッキリとしたボディを目指す
・ボディラインにアプローチ
・脂肪にアプローチ
【NG表現】
・引き締まったボディに
・美容機器施術を受ければ痩せられる
・脂肪が落ちる
美容機器施術には、上記のようなOK表現・NG表現があります。
オールハンド施術では訴求できるのに、美容機器施術だと訴求できない文言は多くあります。なぜかというと、美容機器は化粧品56項目の効能効果の範囲内でしか訴求できないからです。
次回は、脱毛エステの表現についてのポイントを解説します。脱毛エステの訴求について知りたいエステティシャンの方は、次回もぜひご覧ください。
プロフィール
片平奈菜
日本化粧品検定協会コスメコンシェルジュ資格・コスメライター資格を持つ美容ライター。エステティシャンと美容部員の経験を活かして、20~40代向けの美容メディアでスキンケアやメイク関連の記事を執筆・監修している。