コンピューターを用いた体重管理コーチングの効果を検証

 

 体重管理における電子健康記録コーチングの効果をMAINTAIN-pc無作為化試験の二次解析で検討した結果が1月1日、「Obesity」オンラインに掲載された。

 体重管理における電子健康記録を用いたコーチング介入プログラムと体重変化との関係を評価することを目的に、プライマリケアにおけるコンピューターベースの体重管理の効果を評価したMAINTAIN-pc無作為化試験の二次分析を実施。MAINTAIN-pc無作為化試験は、ピッツバーグ大学医療センターに所属する9つのプライマリケア診療所と1つの専門診療所 (内分泌学) の18~75歳の受診患者を対象に行われた。

 その結果、参加者は電子健康記録を用いた体重管理介入の実施に満足し、コーチとの強いつながりを感じた参加者で体重のリバウンドが明らかに少なかった。グループ設定での対面サポート、または個別設定での対面サポートではリバウンドが大きかった。体重管理におけるコーチングの効果には個人の好みによる差が大きいことが示唆された。