長時間のマスク着用でニキビ症状悪化

 

 新型コロナ感染症パンデミック中のニキビ悪化に関連する要因を中国で調査した結果が10月1日、「European review for medical and pharmacological sciences」オンラインに掲載された。

 今回の調査では、以前に尋常性ざ瘡(ニキビ)の診断を受けた患者を対象に、2020年4月7日から21日にかけて、匿名自己記入式のウェブベースのアンケートを中国のインターネット医療ソフトウェアを介して配信。アンケートの質問には、マスク着用習慣、食習慣、睡眠習慣、顔の衛生状態、化粧の習慣などの行動要因が含まれた。回収されたアンケートから適格な508件を対象に分析を実施した。

 その結果、中国でCOVID-19が流行している間、患者のニキビの症状が全体的に悪化していることがわかった。お菓子の摂取、乳製品の摂取、脂っこい食事の摂取、辛い食べ物の摂取、およびマスク着用(週28時間超)では、ニキビ悪化群と非悪化群の間に統計的に有意な差が見られた。マスクは種類ではなく、長時間の着用(週28時間超)が症状の悪化と有意に関連していた。