エステ協会が「Beauty Festival」を初開催
一般社団法人日本エステティック協会(東京都千代田区、理事長 久米健市)は、2019年10月31日(木)パシフィコ横浜にて、第1回『AJESTHE Beauty Festival in YOKOHAMA』を開催した。
同協会ではこれまで、認定校の学生を対象とした技術コンテストを行なっていたが、今回はコンテストのほかトークショー、協賛企業・エステティックサロンの展示ブースなど、学生をターゲットとした参加型イベントに大幅リニューアル。
第一回目のテーマは
“~いま求められる、エステのチカラ~#POWER OF ESTHETIC”。
開会式に次いで行なわれた「第12回エステティックコンテスト」には、基本部門33名・応用部門39名が出場。1年生を対象とした基礎部門では、20代のノーマル肌を想定した基本のフェイシャルトリートメントを披露。応用部門では、40~50代で中肉・中背、悩み/顔のしわ・たるみ、肩こり、腰背部・上腕部の脂肪(凸凹脂肪レベル1)、ノーマル肌を想定した80分のフェイシャル&ボディトリートメントを披露した。
厳選なる審査の結果、見事金賞に輝いたのは
【基本部門】 秋武優莉さん(関西ビューティプロ専門学校)
【応用部門】 池田真由さん(長野理容美容専門学校)
特に応用部門の池田さんは金賞のほか、サロン賞・ボディ技術賞とトリプル受賞。審査員からは「ボディ技術の体重移動が上手い」と高い評価を得た。
そのほかのイベントとして、雑誌『bis』とのコラボしモデルの大谷映美里さんをゲストに招いたトークショーや、2015年技能五輪国際大会 銀賞を授賞した三谷麗奈さんなど若手エステティシャン3名によるパネルディスカッションを実施。さらに豪華プレゼントが当たる抽選会がなど、もりだくさんの内容だった。
イベント全体を通しての印象は、円形にベッドを並べ、約40人が一斉に技術を披露するなどほかのコンテストにはない試みは圧巻。また、プロの司会者が加わり動画や音楽・ステージ演出を取り入れるなど、これまでの単なる「コンテスト」から「フェスティバル」に大きく進化したと感じられた。
他にも、撮影スポットやパネル展示、協賛企業ブースや就職のためのミニステージなど、“SNS映え”ポイントも満載で、学生のみならず、一般エステティシャンでも楽しめるイベントになっていた。
次回は、会場へ足を運んでみてはいかがだろう。
●関連サイト
一般社団法人日本エステティック協会
https://ajesthe.jp/