マスク生活で美容クリニック利用者が増加!? 利用実態を調査

 

白髪染めトリートメントブランド「綺和美」を展開するスリーエム株式会社(東京都千代田区/代表者:名田村尚久)は11月5日、「マスク生活や人前に出る機会が減った今、美容クリニックに通う人が増加中って本当?」というテーマで行ったアンケート調査の結果を発表した。調査対象は、現在美容クリニックに通っている人58人。

調査ではまず、「美容クリニックに通い始めたきっかけはマスク生活が増えたことに関係していますか」について尋ねた。その結果、「はい」と答えた人が70.7%となった(図1)。

図1

「はい」が7割以上という結果について同社は「施術後もマスクで隠れるので美容クリニックに通うハードルは下がっていると言えます。今まで、通いたくても術後の傷隠しや紫外線対策などの理由で通えなかった人も通えるようになった」と分析している。

また、施術については、「脱毛」や「シワ取り」が多数を占めた。他にも、「ボトックス注射」や「ヒアルロン酸注入」に通い始めたという人もいた。

中には、外出する機会が減ったので少し大がかりな美容整形に挑戦したと回答した人もいた。

次に、「コロナ禍がなければ美容クリニックには通っていなかったと思いますか?」という質問をしたところ、58.6%の人が「はい」と答えた(図2)。

図2

この結果を受け、同社では「コロナ禍で、飲食業界や旅行業界は大打撃を受けていますが美容業界は業績が上昇していると言われています」とコメントしている。

なお、アンケートは、20代~50代以上の58名を対象とした。男女比は男性17名、女性41名であった。