40代女性の肌悩みは「シミ」、半数以上が回答
ナノ技術の化粧品シリーズ「rocio-ロシオ-」を販売する株式会社Snow(東京都渋谷区/代表者:井沼伸忠)は11月4日、40代の女性と皮膚科医それぞれを対象に実施した「更年期女性の肌悩み」に関する調査の結果を発表した。調査対象者数は、40代女性が512人、皮膚科医も512人であった。
調査は、更年期に関するセルフチェックの後、40代女性に現在の肌悩みについて聞いた。その結果、「シミ(51.2%)」と回答した人が最も多く、次いで「毛穴の開き(34.2%)」「たるみ(22.7%)」「乾燥(17.4%)」「ほうれい線(15.8%)」と続いた。
次に、「肌の悩みに合わせてスキンケアアイテムは変えましたか?」と質問したところ、「変えていない(64.1%)」、「変えた(35.9%)」となった(図1,2)。
そこで、スキンケアアイテムを変えた女性に、「スキンケアアイテムをどのように変えたのか教えてください(複数回答可)」と質問したところ、「保湿力の高いものに変えた(56.0%)」が1位で、「美容液や導入化粧液の使用(38.6%)」が2位、「エイジングケアシリーズに変えた(34.2%)」が3位となった。
また、「現在のケア方法に満足していますか?」と質問したところ、6割以上の人が「満足していない(65.0%)」と回答した(図3,4)。
次は、皮膚科医に、肌について実際にどんな点で悩んでいる患者さんが多いか聞いた。その結果、「シミ(23.5%)」と回答した医師が最も多く、次いで「たるみ(18.2%)」「乾燥(16.1%)」「シワ(13.3%)』と続いた(図5)。
そこで、更年期の女性に適したスキンケアについて聞いた(上位3つまで)。その結果、「高保湿のスキンケア(40.1%)」と回答した医師が最も多く、次いで「年齢肌に合ったスキンケア用品を使用する(36.2%)」「オールインワンではなく、それぞれ分けて肌質に合わせて化粧品を使用する(35.2%)」と続いた(図6)。
今回の調査結果について同社は、「40代女性がお悩みの更年期の症状やお肌の症状が分かりました。シミにお悩みの方が多いものの、スキンケアアイテムを変えたという方は少なく、また、現状のスキンケアに満足していない方も多いようです」と語っている。