医療脱毛のエミナルクリニック（医療法人社団エミナル／横浜市西区）は、女性の断捨離と美容の相関関係を調べるために実施した「女性の断捨離事情」に関する調査の結果を発表した。調査の対象となったのは、20代～30代の断捨離経験のある女性1,013人。

調査ははじめに、断捨離のタイミングに関して聞いた。その結果、「物が入らなくなったタイミング」（42.7％）と回答した女性が最も多く、次いで「引越し」（41.2％）、「年末年始」（29.9％）と続いた（図1）。

次に、どのような物を優先して断捨離しているのかを尋ねた（上位3つまで）。その結果、「衣服・靴」（94.0％）が圧倒的に多く、2位・3位は「本・漫画・雑誌」（36.4％）、「日用品」（30.6％）となった（図2）。

今度は「断捨離をすると、体の美意識も上がると思いますか？」と聞いたところ「思う」と回答した女性は69.5％となった。同時に、自分の身体のなかで断捨離したい部分を尋ねたところ「脂肪」が77.6％、「ムダ毛」75.4％、「肌荒れ・ニキビ」55.7％の順になった（図3，4）。

そして、実際に美意識が上がる理由とは何なのかを尋ねたところ自由回答として次のような考えが寄せられた。

・物を捨てることで気持ちもスッキリするので、内面への美意識や外面への美意識をも綺麗になる気がするから（20代／奈良県／自営業・自由業）

・ものが減る→頭がスッキリする→行動に活力が湧く→意識が上がる→美意識も上がる、と思っています（20代／山口県／学生）

・身の回りが綺麗になると、自分自身にも目を向ける余裕ができる（30代／大阪府／専業主婦）

・家をスッキリさせることで、シンプルな生活になる。そうすることで、家に見合った自分になろう、素敵な自分になろうと努力する為（30代／福岡県／パート・アルバイト）

また、自分の身体の断捨離をしたいと考える女性について同社は「多くの方が、不要なものを捨てるのと同じように、体の余分な脂肪やムダ毛をなくしたいと考えているようです」と述べている。