「もっとも肌の変化を感じた年齢」は平均で「36.1歳」 30~50代女性500名に調査
スキンケア・基礎化粧品の企画開発と通信販売を手がける株式会社LAMELLIA JAPAN(ラメリア・ジャパン/愛知県名古屋市)は10月21日、30~50代の女性500名を対象に実施した「年齢による肌の変化」に関する調査の結果を発表した。
調査では最初に、「20代の頃と比べて肌の変化を感じますか?」と質問した。その結果、93%が「感じる」と回答した。また、「もっとも肌の変化を感じた年齢」は、平均で「36.1歳」となった。
次に「20代の頃と比べて肌の変化を感じる」と答えた人に、年齢を重ねる中で自覚しやすい肌悩みについて聞いたところ、現在「ハリの低下」が気になっている人が89%という結果になった。また、「たるみ」(86%)、「ほうれい線」(82%)、「シワ」(82%)が気になっている人もそれぞれ8割台にのぼった(図表1)。
そこで、同社は今回の調査で、このように「年齢による肌の変化に対して、スキンケアを頑張っても肌の状態がよくならない状態」のことを「肌の行き止まり」と名づけ、調査対象者に自覚の有無を聞いた。その結果77%が「肌の行き止まり」を自覚したことがあると回答した(図表2)。さらに、50代では「肌の行き止まり」を自覚している割合が83%にのぼった。
今回の結果を踏まえ、肌の衰えのメカニズムを美容研究家の小林照子氏は「40代・50代と年齢が重なるにつれ、『線維芽細胞』の力はどんどん衰えていきます。そして、真皮の調整役である『線維芽細胞』の力が弱まると、以前のように肌を支えることができずにたるんでしまったり、シワが元に戻らず定着ジワになってしまったりと、いわゆる『エイジングサイン』を引き起こす要因となってしまうのです。この『線維芽細胞』の働きの衰えが、スキンケアだけでは改善されない『肌の行き止まり』の一因になっていると考えられます」と語っている。
なお、調査及び小林照子氏のコメントなどの全文は、https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000053591.htmlで見ることができる。