美容医療の経験がある女性は約17% 受けない理由は金銭面で約7割

 

美容プロデュース事業などを手がけるラクトピール株式会社(神奈川県横浜市/代表取締役:田島基嗣)は10月13日、全国の30~40代女性を対象に実施した「美容医療のイメージと実態」に関する調査の結果を発表した。

最初の質問は、「クリニックでの美容医療を受けたことがありますか?」について尋ねた。その結果、「受けたことがない」が79.7%、「数回受けたことがある」が14.2%、「現在も通っている」が3.0%」となった(グラフ1)。

グラフ1

次に、美容医療の施術を受けたことがある人を対象に「受けたことのある治療の内容を教えてください(複数回答可)」と質問したところ、「レーザー治療(56.3%)」、「フォトフェイシャル(23.0%)」、「ケミカルピーリング(21.8%)」、「イオン導入(21.8%)」、「ダーマペン(6.9%)」という順番となった(グラフ2)。

グラフ2

そこで、「美容医療の効果は実感できましたか?」と質問したところ、「とても実感できた(26.4%)」。「ある程度実感できた(51.7%)」という結果になった。

一方、美容医療を受けたことのない人にその理由(複数回答)を尋ねたところ、第1位が「金銭面の問題(69.2%)」、第2位が「通うのが面倒だった(25.8%)」、第3位が「通える時間がない(23.7%)」であった(グラフ3)。

グラフ3

今回の調査で、美容医療を受けたことがないと回答した人がほぼ8割を占めたことについて同社は、「クリニックでの美容医療と聞くと、保険外治療なので高額、施術時間が長い、場合によっては長期間かかるというイメージを持たれることもあることから、施術を受けたことがある方の割合はさほど多くないことが窺えます」その理由を考察している。