医療脱毛と美容脱毛の違いを理解している男性は半分以下 メンズ脱毛専門サロンが調査

 

株式会社リンクスホールディングス(大阪市北区/代表取締役社長:長嶺 拓)が運営するメンズ脱毛専門サロン「RINX(リンクス)」は10月7日、20~39歳の男性337名を対象に対象に実施した「医療脱毛・美容脱毛の理解度」のアンケート調査の結果を発表した。

これはメンズ脱毛の需要の高まりのなか、「医療脱毛と美容脱毛の違い」を理解している男性はどのくらいいるのかという疑問から行われたものだ。

その結果、医療脱毛と美容脱毛の違いを正しく理解できている人は半分以下という数値となった(図1)。

図1

具体的には「理解していると思う」は14%(47人)、「やや理解していると思う」が31%(106人)と、2つの回答を合わせても全体の半分以下という結果になった。

一方で「どちらともいえない」は20%(66人)、「あまり理解していない」が17%(57人)、「理解していない」が15%(51人)と、半数以上が医療脱毛と美容脱毛との違いをよくわかっていないことが判明した。

さらに、「わからない」3%(10人)という回答もあり、脱毛方法に種類や違いがあることも知らなかった人もいた。

そこで、医療脱毛と美容脱毛に持つイメージについてヒアリングを行った。

その結果、「接客・サービスレベル」「予約の取りやすさ」「費用」は美容脱毛のイメージが良く、「安全性」「効果」は医療脱毛に良いイメージを持っていることがわかった。「痛み」についてはほぼ互角だが、美容脱毛のほうが痛そうと思っている人がわずかに多いという結果となった(図2、図3)。

図2
図3

これを一部具体的な数値で見てみると、「接客・サービスレベル」について医療脱毛は、「とても高そう:10%」、「やや高そう:24%」、「やや低そう:12%」、「とても低そう:6%」となった。

美容脱毛については、「とても高そう:11%」、「やや高そう:31%」、「やや低そう:8%」、「とても低そう:3%」となった(図4)。

図4

「費用」について、医療脱毛は、「とても高そう:29%」、「やや高そう:31%%」、「やや低そう:12%」、「とても低そう:4%」となった。

美容脱毛については、「とても高そう:23%」、「やや高そう:29%」、「やや低そう:13%」、「とても低そう:3%」という結果となった(図5)。

図5

そして「安全性」について、医療脱毛は「とても高そう:16%」、「やや高そう:31%」、「やや低そう:12%」、「とても低そう:6%」となった。

美容脱毛については、「とても高そう:9%」、「やや高そう:20%」、「やや低そう:16%」、「とても低そう:6%」という結果となった(図6)。

今回の調査結果について同サロンは、「医療脱毛と美容脱毛の理解度について調査した結果、半数以上の男性が深い理解を得ておらず、中には両者を同じものだと考えている方がいることもわかりました」とした。

また、業界に対しては「脱毛業界は脱毛業界で、コンプレックスと向き合う利用者ひとりひとりに、正しくわかりやすい情報を発信する機会を増やす必要があるでしょう」と、男性利用者への対応方針を提言した。