マスク着用で調査女性の約7割が肌トラブル ストレスを感じるは10割近くに

 

美容クリニックを展開する医療法人FONS(大阪市北区/理事長:藤沢直史)が運営する「ASERAクリニック(アセラクリニック)」は9月7日、20代~50代女性210名を対象としたコロナ禍における肌荒れ事情についてのアンケートの結果を発表した。

同調査の結果、「コロナ禍で以前より肌トラブルが増えた」とする女性は68.6%に上った。

また、「日々のマスク着用によりストレスを感じることがありますか?」という問いに対しては、実に95.2%(210名中200名)の女性が「ある」と回答した。

次いで「ある」と答えた女性に、どのようなストレスかを聞いたところ(複数回答)、「息苦しさ」が147人、「肌荒れ・ニキビ」が110人、「肌の蒸れ」が108人、「締め付け感」82人、「肌の乾燥」37人という結果となった。

その他の回答としては「摩擦による肌荒れ」「使い捨てマスクの角が頬に当たる部分が擦れてしまい、くすみや皮膚の剥けが起きる」など(10人)があった。

そこで「マスク着用による肌トラブル対策を行なっていますか?」と質問したところ、「はい」と答えたのが74.8%(157人)、「いいえ」と答えたのが25.2%(53人)であった。

そしてトラブル対策を行っている女性にその方法を聞くと(複数回答)、「入念に保湿を行う」が100人、「肌に優しいマスクを選ぶ」が87人、「肌荒れ用の市販薬を使う」が27人、「洗顔の回数を増やす」が15人、「皮膚科や美容皮膚科に通う」が10人であった。

その他の方法(26人)としては「ファンデーションを薄くしている」「週1回程度パックするようになった」などがあった。