ダマスクバラ花エキス+ハイビスカス花発酵液に保湿効果 研究結果を発表
美容脱毛サロンを運営する株式会社ミュゼプラチナム(東京都渋谷区/代表取締役:柏木俊之)は8月31日、化粧品原料の研究開発などを手がける株式会社テクノーブル(大阪市西区)と共同で研究を進めている「ダマスクバラ花エキスとハイビスカス花発酵液による肌への効果について」の成果を公表した。
これは第39回日本美容皮膚科学会(2021年8月1日)で発表されたもので、ダマスクバラ花エキスとハイビスカス花発酵液による保湿・バリア機能の改善によるケアで、毛穴を小さく目立たなくすることが可能であることが判明したというものだ。
今回の研究では、ダマスクバラ花エキスとハイビスカス花発酵液を配合する化粧水処方を、ヒトの前腕に連続塗布したときの保湿性及び毛穴形状に与える影響について、試験を実施した。
その結果両成分を配合したローションを塗布することで、皮膚の保湿・バリア機能の改善が見られた。
同様に皮膚の保湿・バリア機能の改善が見られ、腕の毛穴の面積および体積が小さくなる傾向が確認された。
このことについて同社は「改善には、前回までの研究結果で見出した保湿関連因子の発現回復または発現亢進効果が寄与していると考えられます」と述べている。
また、これらの機能性として初めて、腕の毛穴の面積および体積が小さくなる傾向が確認された。天然由来機能性成分による、保湿・バリア機能改善により、皮膚中に水分を保持することで、毛穴を小さく目立たなくし、なめらかで美しい肌へ導くことができることが示唆された。
同社は「つまり、『ダマスクバラ花エキスとハイビスカス花発酵液によるケアで、毛穴を小さく目立たなくすることが可能であることが示唆された』と言えます」としている。
そして今後について同社は、この研究を続け、女性の健康的な素肌美を追求した製品開発を行っていくとしている。
なお、以前までの研究で、ダマスクバラ花エキスは、ラミニン、βカテニンの紫外線による発現低下からの回復、ハイビスカス花発酵液は、トランスグルタミナーゼ、カスパーゼ14の発現促進が認めらたことが判明していた。
さらにダマスクバラ花エキスとハイビスカス花発酵液を組み合わせることで、紫外線のダメージを抑制または回復する相乗効果が確認された。加えて、糖化抑制効果も確認され、肌の透明感ケアにも寄与できることも確認された。