シワやたるみなどの肌再生医療の動画を共同制作 セルバンク×フォーシーズンズ美容皮膚科クリニック
特定細胞加工物製造事業等を手がける株式会社セルバンク(東京都中央区/代表取締役:北條元治)は8月18日、フォーシーズンズ株式会社のフォーシーズンズ美容皮膚科クリニック(兵庫県神戸市)と、肌の再生医療における自家培養真皮線維芽細胞の治療に伴う動画を共同制作するために、撮影を開始したと発表した。
すでに両社は、再生医療支援事業で業務提携を結んでいる。
今回、セルバンク提供の細胞加工技術による自家培養真皮線維芽細胞と、フォーシーズンズ美容皮膚科クリニックの治療経験によって、しわやたるみなどの美容に悩む患者が治療を受けるきっかけになるようにわかりやすく、治療動画の制作を推進していく。
なお、両社が進めている再生医療とは、細胞を使って、からだの失われた機能を取り戻す医療のことだ。
具体的には、真皮線維芽細胞(肌細胞)を培養し移植する治療で、シワやたるみなどの症状を改善するとしている。
たとえば、真皮線維芽細胞は、コラーゲン・ヒアルロン酸・エラスチンを生成する働きがあり、加齢とともに死滅し減少していく。
そこで、減少した真皮線維芽細胞を移植して補充することで、老化する前の状態に戻すというのがこの美容療法である。
セルバンクは「自分自身の細胞しか使用しないので副作用等のリスクが極めて低い点と、効果が自然であることがメリットです」と同療法の利点について語っている。