消費者庁の若者向けLINE公式アカウント 美容・脱毛エステで注意喚起

 

伊藤明子消費者庁長官は8月4日の記者会見のなかで、消費者庁が開設した公式LINEアカウント「消費者庁 若者ナビ!」について言及し、若年者に多い消費者トラブルとして、美容、脱毛エステもあるとし、それら事案と併せて注意喚起をしていることを明らかにした。

この「消費者庁 若者ナビ!」とは、2022年4月に予定されている成年年齢の引下げにより、知識や経験の乏しい18歳~19歳の消費者トラブルの増加が懸念されるために行われる、消費者トラブル防止・救済に向けた取り組みだ。

そこで消費者庁が着目したのが若年者層の主要なコミュニケーションツールであるLINE。

同庁はこれを活用し、若年者層を中心とした消費者に積極的にアプローチしていくため、消費者庁LINE公式アカウント「消費者庁 若者ナビ!」を開設した。

同アカウントは、成人年齢の引き下げや消費者ホットラインなどについて「まず知ってほしいこと」として表示し、「もっと知ってほしいこと」タブ で「健康食品」「美容・脱毛エステ」「マッチングアプリ」「ネット通販・フリマアプリ」「クーリング・オフ」の5コンテンツを掲載し若者に注意をうながす。

これにより、消費者トラブル関連の情報発信等を行い、速やかで正確な情報の普及を目指すとしている。また、冒頭の大臣の話は会見に出席した記者の質問に答えたものだ。