設計段階からの新型コロナ対応店舗 聖心美容クリニック広島院が移転・拡大

 

美容医療を提供する聖心美容クリニック(医療法人社団美翔会/東京都港区六本木)は7月29日、同クリニック広島院を新型コロナ対応型の新施設へ拡大移転すると発表した。

新施設では新型コロナ対策として「3密を避ける設計」「除菌素材の採用」「独自の検査体制整備」などの感染症対策を施している。

新施設の予想画像

具体的には次の9つの点で新型コロナ感染症対策を導入した。

1:完全個室
来院から終了まで、使用する部屋(待合室・診察室・施術室・休憩室)は全て個室で用意。

2:全室に除菌装置設置
部屋に低濃度オゾン発生装置「Airness(エアネス)」を設置し、室内の清浄を保つ。

3:24時間換気システム設置
建物の構造上、開口部設置が困難な部屋には換気システム「ロスナイ」を設置。

4:患者同士のすれ違い回避
全スタッフがインカムを装着して連携、すれ違いを回避。

5:除菌素材製または消毒耐久性が高いファニチャーを採用

6:全来院者、入り口で検温と手指消毒

7:スタッフ全員がマスク、フェイスシールドと手袋着用で対応

8:完全予約制による「3密」回避(予約数のコントロール)

9:遺伝子検査キットを配備、検査体制の整備済み
グループの検査会社にて短時間で迅速に検査できる体制を整備。

なお、同法人は全国の同クリニック各院でも上記1および5~9について実施済としている。