自律神経の第一人者 小林医師の特別講演を開催
ハーブのエッセンスを使ったスイス生まれのスキンケアシステム「PAUL SCERRI(ポール・シェリー)」で知られる株式会社ピー・エス・インターナショナル(東京都港区、代表取締役社長&CEO 北川睦子)は、2019年11月13日(水)自律神経の第一人者 順天堂大学教授 小林弘幸氏を講師に招いた『特別講演会「なぜ、これが美の追求に必要か?」』を都内にて開催した。
講演会では、自律神経が乱れる理由や乱れることで身体や心にどのような変化が起きるかなど、そのメカニズムと重要性を解説。
小林医師によると、交感神経と副交換神経からなる自律神経は生命のライフラインをつかさどる神経で、実は全ての臓器を無意識のうちにコントロールしている。この自律神経が、健康面のみならず美容にも深い関わりがある理由として、“血流コントロール”作用を紹介。血管を収縮させる交感神経と弛緩する副交感神経がバランスよく働くことが血流の良い健康な身体に繋がり、美容にも良い影響を及ぼすという。
最近の研究では、40歳を境に副交感神経の活動力が弱まってくるというデータもあり、「これによる自律神経の乱れ=血流悪化が生活習慣病・脳梗塞・更年期障害などを発症しやすくしているのでは」との考えから、病気予防の面で様々な研究が行なわれている。
美容に関わる血流の質を上げるには?
ではどのようにして血流の質を上げれば良いのか。
その方法として小林医師は「腸内環境を整える」ことを提唱。理由としては、善玉菌が多くきれいな腸内では、きれいな血液によって栄養素がしっかりと吸収され、その血液が各細胞の隅々までしっかりと運ばれる。一方、悪玉菌が多い腸内では硫化水素、アンモニア、インドールなどの毒素物質が排泄され、これにより浸透圧の乱れが生じ、汚れてしまった血液は血管から細胞に入れず、内臓脂肪などに蓄積した結果、あまり食べていないのに太ってしまうという残念な状態へと変わってしまうことが上げられる。
これらを防ぐために必要なものとして、毎日行われる【1.呼吸・2.朝食・3.笑顔・4.睡眠・5.入浴】を、自律神経を整えるのに効果的な方法に替えて行く方法を紹介。これらを意識して行なうことで、血流環境を改善し、自律神経・腸内環境が整い美容への繋がる。自律神経・腸活とも注目されている内容とあって、講演終了後の質問時間では、沢山の質問が寄せられた。
講演後には、ポール・シェリーブランドの中でも、特に心と身体に深いリラクゼーションを与え自律神経とも深い関りがあるアロマオイル「spa アロマティック リラクシングオイル」を紹介し、この日の来場記念として参加者全員にプレゼントされた。
●関連サイト
株式会社ピー・エス・インターナショナル
https://www.ps-intl.co.jp/