除毛剤の使用による顔などの皮膚障害に注意!
-使用部位を確認し、1回分を購入して肌に合うか試してから使いましょう-
2014年度以降、PIO-NET(注1)には、除毛剤や脱毛剤(以下、「除毛剤等」とします。)を購入し、使用したところ、赤み、かゆみ、痛み、腫れ等が生じたという危害情報(注2)が738件(2019年10月31日までの登録分)寄せられています。「除毛剤等」に関する危害情報(注3)は、従来から女性の割合が高い状況ですが、特に、男性がヒゲを除去するために使用し、顔などに皮膚障害を負った等の事例が増加傾向にあります。これらの「除毛剤等」の皮膚障害の事例の中には、総額数万円の定期購入契約のため、解約したいという相談内容となっているものが多数みられます。
また、除毛剤の使用部位についての表示を調べると、商品本体等の表示と、発売元のウェブサイトでの表示とで、異なる記載がなされたものがありました。
そこで、「除毛剤等」に関する危害情報を分析するとともに、除毛剤の商品の表示等を調べ、消費者トラブルの未然防止・拡大防止のため、消費者に情報提供するとともに、関係機関への要望及び情報提供を行うこととしました。
●詳細掲載サイト
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20191219_2.html