消費者庁は2021年3月3日、育毛剤「BUBKA ZERO」(ブブカゼロ)が、一部の広告で、根拠がないのに短期間で効果が得られると宣伝したのは景品表示法違反(優良誤認)として、販売会社の「株式会社T.Sコーポレーション」(東京都港区)に再発防止などの命令を出した。
問題の広告は成功報酬型のアフィリエイト広告。同庁によると、アフィリエイト広告で同法に基づく措置命令を出したのは初めて。
消費者庁によると、同社は2018年6月から販売。「たった2カ月で髪がフサフサになった」などと書かれた広告をニュースサイトに表示していたが、同庁が根拠を確認したところ、実際には広告のような効果が得られる合理的データを有していなかった。