【訃報】全身美容協会、松本理事長が死去

 

一般社団法人日本全身美容協会(東京都品川区)理事長、松本正毅(まつもと・まさつよ)氏が、2020年2月28日午前0時42分、リウマチ性間質性肺炎のため死去した。83歳

松本氏は、1936年5月広島県大竹市出身。輸出入商社勤務を経てエステティックサロンを創業。1978年2月に日本全身美容協会を設立し理事長に就任、理事長職を40年以上に渡って務めた。
また、1980年5月には日本全身美容学院を設立し学院長に就任。多くのエステティックサロン経営者を育成、業界の発展成長に貢献した。

1996年10月、日本文化振興会より社会文化功労賞(国際文化誉与賞)を受賞。
業界でいち早く「サロン損害補償制度」を取り入れ、またNTT電話案内欄に「全身美容」としての業種項目の追加、職業安定所に対しエステティシャンとしての職種採用に貢献するなど、主導的な役割を果たした。

近年は、サロン経営の長期安定化、法律相談、消費者問題、経営者教育などサロン経営者に向けた教育への取り組みに力を注いできた。また、エステティック業界のみならず、各地における企業、消費者、各団体等からの講演、執筆依頼による健康美容産業としてグローバルな視点基に、エステティック普及活動を行い日本におけるエステティック業界の確立に貢献した。

葬儀は3月8日午後6時から、横浜市青葉区あざみ野南1-2-6(電話045-913-7788)、シティーホール江田にて。喪主は長男毅(つよし)氏。告別式は9日午前10時半から。

●関連サイト
一般社団法人日本全身美容協会 公式サイト
http://jtba.gr.jp/