眉とまぶたへの若返り手術の視覚的効果を評価

 

 眼窩周囲の老化への外科的若返り術が視覚処理に与える影響を検討した結果が、9月出版の「Plastic and reconstructive surgery」オンライン版に掲載された。

 今回の研究では、眉リフトと眼瞼形成術を受けた14人患者の術前と術後の写真を40人の観察者により評価。観察者の目の動きを赤外線アイトラッキング カメラで継続的に記録した。評価項目は14人の特徴(魅力、信頼、社交性、健康、能力) について1から7のスケールを用いて行なった。

 その結果、外科的介入後に額と下まぶたの領域への相対的な注視が減少し、目と眉周辺への注視が増加することがわかった。術後に、5つの特徴に対する評価は大幅に上昇していた。