リラクゼーションスタジオのリネンを内製化 コストダウンと雇用創出図る

 

リラクゼーションスタジオ「Re.Ra.Ku」を運営するヘルスケア総合商社の株式会社メディロム(東京都港区/代表取締役:江口 康二)は8月31日、店舗で使用するリネンのクリーニングを、同社子会社の株式会社ジョイハンズ・ウェルネス(愛知県名古屋市/代表者:川口大八郎)で内製化すると発表した。

内製化の目的は2つあり、1つはコスト削減とタオルの品質向上による顧客満足度向上への期待という経営的なもの。もう1つは、新事業として展開することで障害者の雇用機会を増やすことができるというCSR(企業の社会的責任)の実現である。

工場ではなく「アマゾンカフェ・リネンサプライ」と命名

たとえば障害者雇用にあたり、同社は「安心して安全に作業ができる、安定的な就業環境」を整えることを目指したとしている。

当面は、同社グループの各店舗のリネンを集めて事業を開始するが、この事業理念に共感する近隣ホテルからの注文に対してサービスを順次提供していく。さらに同社はBtoBのビジネスモデルとして事業拡大を目指すとしている。