男性エステの相談件数が倍増 都消費生活総合センターが注意を呼びかけ
東京都消費生活総合センターは6月23日、男性向けエステに係るトラブルが増加しているとして、消費者注意情報を発表した。
同センターでは、ここ1・2年で「メンズエステ」の広告が増加し、それに伴う需要喚起もあって男性向けエステティックに関する相談が増加傾向にあるとしている。
とくにヒゲ剃りなどの毎日の手入れやカミソリによる肌負担をなくせることを売りにしたヒゲ脱毛に関する相談が1年間で倍増しているとした。
苦情の多くは、安価な施術体験に惹かれて施術を試したところ、コース契約を勧められて契約してしまったというものだ。
これに関して同センターは、クーリング・オフや中途解約の法定基準では対応できない事例もあるとして「契約は慎重に、内容をきちんと確認しましょう」と注意を促している。
また、消費者の目を引く広告が多くなっているとして、その内容についてよく確認することも求めている。
消費生活総合センター:男性向けエステティック(脱毛)の相談が増えています
https://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.jp/sodan/kinkyu/20210623.html