栄えある記念の年を迎えて 次なる一歩も皆様とともに【株式会社アレン 代表取締役会長・川森 重樹×常務取締役・髙木 一子】

 

皆様のおかげで迎えた2 5 周年。弊社の製品を選んでくださった方々の期待に応えられるよう、全力を尽くしていく。

川森 重樹

株式会社アレン代表

取締役会長 川森 重樹

1947年創業の法人・化粧品の研究開発・製造・販売・スクール事業・美容室・エステサロンの経営などを含めグループ7社代表。AEA認定校中部ビューティーアカデミー理事長、日本シニア検定協会理事。化粧品業界に50年の間携わっている。また、地域社会への奉仕と還元の実践として、保護司としても長年にわたり活躍するほか、多くのボランティアなどで国際貢献している。

今までと変わらず、今後もこだわり抜いた製品やお役に立てる情報を提供して皆様との絆を深めていきたい。

髙木 一子

株式会社アレン

常務取締役 髙木 一子

化粧品の研究開発・製造・販売など、エステティックを通じて美容業界に携わり39年目。日本エステティック業協会・日本エステティック協会・日本シニア検定認定講師、中部ビューティーアカデミー校長ほか、多岐にわたり活躍中。時代を先取りする美容を体現する女性として、美容のプロから厚い信頼を寄せられている。

すべてはお客様のために その一念で駆け抜けた25年

――2022年は(株)アレンにとって創業25周年の年、まさに節目の一年となりましたね。

川森会長(以下敬称略) ありがとうございます。私自身が化粧品事業に携わって約50年経ちますが、その半分を(株)アレンとともに歩んできたことになります。この間に、化粧品業界もさまざまな変化や変革がありました。しかし、私たちが考える製品開発の基本は常に変わらず「とにかく安心・安全である」こと。子どもや赤ちゃんでも安心して使うことができるレベルの、世界一安全だといわれるほどの製品をお届けすることが使命だと考えています。

髙木常務(以下敬称略) 導入サロンへの取り組みも、時世を踏まえたうえで、必要なサポートをその都度ご提供できるよう考えてきた25年間だったと感じています。特にコロナ禍の3年間は、「お客様がエステサロンに来店できない」という現実とどう向き合うかが大きな課題となりました。そのなかで“自宅でのキレイ”をサポートしようと、オンラインでのカウンセリング法を学べる講座をスタート。その後、オンラインカウンセリングで寄せられたお客様一人ひとりのお悩みに、サロンがもっと寄り添った対応ができるようにと、「皮膚カウンセリング講座」を開設しました。常にそのときの状況に合わせ、お客様やサロンのために何ができるかを考えて行動してきた……そんな25年だったように思います。

川森 美容業界は、すべてのことに対して一生懸命取り組む人が多い業界。弊社の製品を選んでくださったサロンの先生方は、「お客様をきれいにしたい」という熱い想いを持っていらっしゃいます。そんな先生方のお役に立ちたい、弊社の製品を選んでくださった期待に応えたい。それが私たちの想いであり、この想いを胸にしっかりと結果の出る製品開発をし、お届けしていきたいと考えています。

サロンの繁栄のために「必要なもの」を届けたい

――25周年記念式典では新製品も発表され、今後の新たな取り組みにも注目が集まっています。

髙木 昨年9月には、飲んで効く指定医薬部外品のスキンケアタブレット『シスミンCホワイト』と無添加・天然成分100%のバスソルト『グレースミネラル』を発売。そして12月12日には、25周年式典でお披露目させていただいた目もと・口もとのケアクリームシートパック『リンクル バニッシュ』と、『ラヴィーサ®』シリーズから感動の新製品『ラヴィーサ ディープブースターローション』の販売も開始しました。今後はリアルやオンラインでの発表会や勉強会なども精力的に展開していきます。

川森 弊社は年間を通して国内外で相当数の展示会に参加していますが、そういう場でも、今は「シミによいものはある?」「シワへの効果は?」といった具体的なお問い合わせが多くなり、特定の悩みへの効果や結果を求める方が増えているのを実感しています。弊社の『スキンサイエンティスト®』シリーズは、まさにそうした期待にお応えできるもの。今後もこうした「目的に対して効果を発揮できる」製品開発に注力し、世界に認められる製品を発信していきたいですね。

髙木 展示会では、ブース前でのスタッフの声がけや、パネルに興味を抱いて立ち寄っていただく方も多く、サロンオーナー様との貴重な「出会いの場」となっています。興味を持ってくださる製品はさまざまですが、特に『リンクルAI ®』は多くのサロンから高い関心を示されていますね。

川森 生涯を通じて末永く安心してご使用いただける、安全で結果を期待できる製品の開発のためには、エビデンスを大切にした原料選択は重要です。さらに、弊社は『ラヴィーサ®』をはじめ、すべての化粧品のベースに製法特許を取得した「還元水素水」を使用し、高い浸透力とスッとなじむ使用感、そして満足度の高い結果を実現してきました。今後も多くの研究者の方々の知見を合わせ、より「結果の出る」製品づくりを追求していきます。

妥協なき製品とサポートでサロンとの絆を深めたい

――今後の新たな活動予定や、目標があればお聞かせください。

川森 今後は化粧品もインナーケアも、より効果性を期待される時代になると思っています。それに対応すべく、今後はできる限り指定医薬部外品などの認可も取得し、より結果を期待できる製品を開発していきたいと考えています。

髙木 サロンへの取り組みに関しては、どんなときでも「サロンのお客様に施術や製品でどう喜んでいただくか、そしてその喜びのなかにアレン製品をどう組み込んでいただくか」を考えているということは変わりません。これからもサロンとお客様との絆を深くしていただくための製品を提供し、サポートさせていただくことが私たちの重要な役割だと感じています。

川森 髙木常務はすべてに妥協を許さないので(笑)、「早く発売してほしい」という声があっても、成分はもちろん、テクスチャーなど細部まで納得できなければGOサインは出しません。しかし、それはよりよい製品を開発するために必要な時間なので、準備期間だと考えて期待していただけるとうれしいですね。

髙木 サロンにとって強みとなる製品を完成させるためには、やはり妥協は許されませんから……。そしてその製品をどう活用するか、そこまでしっかりとお伝えできたときに初めて、弊社の製品が本当に強い戦力になると思いますので、その環境づくりにも力を入れていきます。

川森 25周年の式典でもお話しさせていただきましたが、これまで多くのサロンの先生方に支えていただきながら、皆様の成功や幸せのお役に立てていることを、とても誇りに思っています。その想いと感謝を胸に、今後も安心・安全で結果にこだわり抜いた製品をお届けし、「日本一サロン様のお役に立てる企業」となるために、社員一丸となって努力を重ねていきたいと考えています。

経営者の選択 “成功の鍵” ー製品開発は“髪の素材美” “素肌美”の追求から

弊社は32年前、近鉄四日市駅前にオープンした直営店ヘア&エステサロンで、縮毛矯正など髪に大きな負担をかける施術の現状を知り、「本当にお客様の髪や肌のためになる製品を開発したい」と考えて弊社社長堀木とともにヘアケア製品の開発からスタートしました。この事業がいかに世の中の役に立つかを知り、その後の化粧品開発においてもその考え・ポリシーを貫いてきました。弊社を代表する『ラヴィーサ®』も、無添加処方で安心・安全を追求したからこそ、今の成長につながっていると思っています。

COMPANY DATA

株式会社アレン

「かかわるすべての人の幸せのために」を企業理念に、スキンケアからヘアケア、ボディケア、インナーケア、各種美容健康機器、エアケアまできれいを追求。「日本一サロン様のお役に立てる企業」を目指して製品・技術を発信し続けている。なかでも“時を超えるスキンケア”をコンセプトとした『ラヴィーサ®』は、違いを実感できるスキンケア製品として圧倒的支持を集めている。